Fusion360において支配的なCPU性能について
10月 11, 2019·
·
1 分で読める

新城 光樹

https://www.nyccnc.com/computer-buy-fusion-360/[Fusion360は並列計算性能よりシングルコア性能の方が効く]って話を聞いて,各スレッドのCPU使用度合を計測してみた.
実験条件
- OS : Windows 10
- CPU : i5-9600K
- Chipset : Z390
- GPU : GTX970
- version of Fusion360 : 2.0.6516
実験方法
以下のpythonスクリプトを実行することで,Fusion360のプロセスIDをもつスレッドのプロセス時間を取得し,グラフにする. グラフは各曲線がある一つのスレッドに対応.
実験
Fusion360を実行し,特定のデザインを開いている状態で,上記のスクリプトを実行する.
面のオフセット
曲面をオフセットさせる操作を行う.
ミラー
ソリッドモデルを含むコンポーネントをミラーさせる操作を行う.
レンダリング
レンダリングを行う.
結論
- ボディやサーフェスの編集には並列計算性能効かなさそう.
- レンダリングには効いているっぽい.
今後
- FEM(シミュレーション)調べてなかった…
- ディスクIOやメモリアクセスについても解析してみたい.